親にも子にもいい!育児中に流すYouTube最適解を見つけました
生後3ヶ月の小さい者を育てています。
日中は主にリビングのテレビ前で育児をしていますが、童謡やしなぷしゅだけを一日中流すと頭おかしくなりそうになりませんか?!?!私はなった。1時間が限界。
かといってバラエティやドラマは、育児による中断が多すぎてどれをみても消化不良になる。適当にワイドショーを見るのも嫌だし、ラジオとかも集中切れるし、YouTuberもなんかいい人いい動画を探すまでが大変だし、音楽流すだけもなんか寂しい。
ということで日中テレビで何を流しておくかがずっと課題でしたが、この度正解を見つけました。
「walking tour」で検索すると出る海外の旅行動画群です。
↑こういうの
歩いてゆっくり街を回る動画なのですが、途中で見ない時間があっても全然問題ないし、たまにチラッと見た時も「こんな場所が地球にあるのか????」と驚けたり、「なんだこのおいしそうな屋台は」とか新鮮な発見がいっぱいです。アジアからヨーロッパまでたっっくさんあるから飽きない!!中国ギラギラすぎて笑ったり、パリの建築物ってすごいんだと感動したり、毎日ちょっとした旅行気分です。
子の目に入っても害ゼロだし、なんならたまにじーっとみていて気兼ねなく流せます。やっと辿り着いて嬉しい。最高。
我が家はテレビの前でフィッシャープライスのベビージムで子を遊ばせながら、チラチラ動画をみるというルーティンで安定しています。このジムもよくて、だいぶ夢中になってくれるので親はこうしてブログが書ける!最高最高 こちらもおすすめです。
来週はプレイマットも届くので楽しみ楽しみ!
生後3ヶ月で子が夜通し9時間寝たので使ったアイテムまとめ
9月に出産し、子どもが3ヶ月になりました。すっかり親より寝るのがうまく、夜は寝かしつけなしで9〜10時間続けて寝ます。完ミです。
寝る寝ないは個人差が大きい&夜泣きなどはこれからなのか?!など未知があることは重々承知の上で、効果があったアイテムetcを備忘録として書いておきます。
1.マンガで読むぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方
赤ちゃん睡眠コンサルタントの愛波文さんの書籍です。ざーっと読むだけで赤ちゃんの睡眠の基礎を理解することができます。
我が家では、新生児の頃はとにかく遮光と夜はベビーベッドで寝かせる!のみ守り、2ヶ月頃からねんねルーティン(といってもお風呂→ベッドで授乳→消灯→親が部屋を出る)を実践しました。すると2ヶ月半頃から徐々に寝る時間が伸びていったという感じです。いわゆる泣かせるネントレまで至らずに長く寝てくれるようになったので助かりました。特に活動限界時間についての知識は、昼寝でも役立ちました。あと二つほど書籍は読みましたが、大体似たり寄ったりなのでとりあえずこちらからでいいと思います。Kindle Unlimitedにもあって最高!
2.スワドルアップ
退院後すぐに息子がモロー反射で起きまくり、布おくるみを突破しはじめたので慌てて購入しました。すると明らかに睡眠が長くなり超安定・・!息子がよく寝るようになったのはどう考えてもスワドルのおかげです。新生児の頃から使っていたので拒否も特にありませんでした。
現在生後3ヶ月半でSサイズがサイズアウトしたので、ステージ2のオールシーズンに買い替えました。これがあるから平和!我が家のお守りです。
3.遮光カーテン
どのネントレ本にも「とにかく夜は少しの光も入らないように遮光!!」と書いてあったので、産前から部屋を真っ暗に保てるように準備しました。1級遮光のものなら基本大丈夫かと思います。一時期遮光をナメてて雑にカーテンを閉めた日があったのですが、夜中早くに起きてしまい遮光の力を実感しました。あと私長さを間違えて買ったりしてしまったので、みなさんは長さに気をつけてください...
4.カトージ ミニベビーベッド
親の寝室と子の寝室を分けていたので、夜は必ずこちらのベビーベッドで寝かせていました。1ヶ月頃から、授乳後に少しあやしてベッドに置くと勝手に寝るという習慣が出来ました。このベッドで寝るということは夜だ!という意識づけに役立った気がします。昼はリビングでネムリラを使ったりしています。
ただ木製ベッドは頭をぶつけるので、次はアップリカのベビーベッドでもいいなーーと思っています。なんにせよ独立したベッドを与えるのは大切なようです。
5.パナソニック ベビーモニター
上記の通り子の寝室を独立させていたので、リビングからでも監視できるようにベビーモニターを早めに導入しました。これが大正解で、子が寝てる間は離れてテレビをみたりPC作業をしたりすることが出来たのでかなり精神安定につながりました。少しトイレに行く時なども便利です!我が家はカメラ用の三脚に取り付けて利用しています。
以上5点が我が家の睡眠マストアイテムでした!
元々子がよく寝る子なのかもしれませんが、遮光とスワドルはかなり効果があったのでぜひ試してみてください〜!!
子がギャン泣きでお手上げ→CO2モニターが参考になる説
生後3ヶ月の子を育てています。基本ご機嫌系赤ちゃんなのですが、何をしてもギャン泣きする日がありました。
ミルク、おしめ、睡眠全部足りてる、、のに抱っこしてもあやしても泣き止みません。
いろんな可能性を探るうちにふと、部屋の隅に置いて忘れていたCO2モニターを見てみると1600という見たことない数字になっていました。普段換気中は400、最大でも1200までしか見たことがありません。
私自身、1200を超えると頭痛がしてきたり眠くなったりするので、働いている時はかなりこまめに見ていました。子ももしかして私と同じ…?と思って換気をしたところ機嫌が良くなり、スッと眠ってくれたのです。
検索しても赤ちゃんのギャン泣きとCO2の関連がある!という情報は見つけられなかったのですが、CO2が仕事中に及ぼす影響などの情報はたくさん出てきます。もしかしたら赤ちゃんも私たちと同じく、CO2濃度が高いとご機嫌が悪くなるのかも、、と以前より換気に気をつかうようになりました。
私が持っているのは東亜産業のものです。1200を超えた時に鳴るアラート音の有無も調整できるほか、温度湿度もわかって助かる。換気をしたら数値がすぐに下がるので、精度も悪くなさそうです。ベビー部屋に一台置いておくと一つの目安となるのでおすすめです。
英語7年挫折→毎日継続できるようになってTOEICも300点あがった神本
英語、続けるの難しくないですか??
私は23〜30歳まで、毎年何かしら新しい英語学習を試してはすぐ辞めるをひたすら繰り返していました。
ですが、コロナ禍で読んだ本をきっかけに挫折人生に終わりが訪れました。それが
自己啓発系の本が苦手な方にとって、そこそこ躊躇をしてしまう表紙かと思います。私も若干警戒から入りました。
が、読み進めると恐ろしくいい本です。まず著者が最初に「私は10年間筋トレに挫折してきました」と白状します。序盤の親近感がすごい。10年はレベル高い。
失敗続きの原因を考えた著者は「目標がでかすぎるんだ!」という結論に辿り着き、目標を小さくするために「毎日1回だけ腕立てをやって継続してることにしよう!」とひらめきます。
解決策やばすぎだろと爆笑していたのも束の間、これがバカにできないメソッドでして、結果、著者はムキムキになったというのです。嘘?ほんと??それだけで??
要は人間スタートが億劫なので、最初のステップを最小限にしろと言う話なのですが、そこから発展した生活に役立つメソットがむちゃくちゃ載ってます。
私の場合、この本を読んで「とりあえずパソコンの前に座ってDMM英会話の予約だけする」を目標にしました。予約だけすればOKで、受けなくてもOKとしました。
が、予約してしまうと罪悪感でキャンセルできません。「あーーーーーーーーなんで予約したんだバカーーめんどくさいーー」と数時間前に予約だけして目標達成した自分を呪いながら30分、英会話をします。
3週間もたつと、英会話は生活の一部になり辛く感じなくなっていました。細かい英文法や単語の勉強などはやる気がしないのでせず、ただ毎日30分だけ講師と楽しく話しました。
一年半もすると、カジュアルな会話で適当に乗り切れるくらいには会話力がついていました。そのあたりでたまたま会社で行っていたTOEICを受けたところ、元々400点前後だったのが、790点まで上がっていたのです。TOEICあげるぞ!なんて全然思ってなかったのでめっちゃくちゃ驚きました。同時に、30分ただやるだけげこんなに地肩が強くなるんだとすっかり習慣パワーの信者になった…というわけです。
本を読んでからというもの、英語以外にも続けたいと思うものは苦労なく継続することができるようになりました。人生が変わる本ってこれか〜〜!!という素晴らしい体験だったので、ぜひ気になる方は読んでみてください。
睡眠改善のために試行錯誤して効果があったアイテム&習慣まとめ
みなさんはきちんと眠れていますか。
私は新卒で入社した代理店がバカ忙しく、自律神経がイカれてしまい、毎日寝つくのに2〜3時間かかり4〜5時間しか眠れないというカスカス人間になってしまいました。
当然毎日機嫌が悪く、アイデアも出ないし最悪だったのでここ数年改善のために課金試行錯誤をしたところ、サッと入眠&7〜8時間眠れるようになったので(!!!)効果があったものをご紹介します。
体感としては1つの解決策で一点突破!というよりは
こうしたチャートのようなイメージで複数の自分にあったモノを見つけて、睡眠総合力をあげていく気持ちで取り組むと改善が捗りました。気になったものはいくつか同時に試してもらえると良いかと思います。
★効果があった&手放せない必須アイテム・習慣
・スマートウォッチで睡眠状況の把握
睡眠改善に取り組む際、現状の睡眠時間はどんなもんか?を細かく知ることはとても大事です。寝た!と思っても意外と5時間だったり、なぜか火曜日だけ寝れてないな!?などの発見があるので、まずは自分の睡眠をデータで振り返る癖をつけるとよいです。
私はおこぼれでいただいたApple Watch+Auto Sleepというアプリを使っていますが、睡眠トラッカーであれば何でもいいと思います。流行りのポケモンスリープは実際の睡眠とかなり乖離があったので、測定ツールとしてはおすすめしません。
・重い毛布(5kg)
Twitterなどでもよくバズっている重い毛布。半信半疑で使用しはじめましたが、導入後明らかに入眠が早くなりました。
被るとすぐわかると思うのですが、小さいころ親にハグしてもらった時のような安心感に包まれます。私は寝る前に謎の不安感に襲われることが多く、夜驚症も少しあったのですが軽減されました。
重さがいろいろあって、巷やニトリでは7kg推奨ですが私は5kgで十分でした!男性は7kgでもいいかもしれませんが、要は多少重みを感じることが大事なので、過度に重くしなくても良いと思います。5kgだと寝返りも問題なくうてました。ブラックフライデーでいくつかお安いみたいです。横向き寝の方は+抱き枕もあると完璧です。
・あずきのチカラ「どこでもベルト」
これを目に乗せるはめっちゃくちゃおすすめです。あずきのチカラにはアイマスク型もあるのですが、そちらではなくこの「どこでもベルト」を買うことが重要です。
重い毛布と同様、目に乗せて荷重をかけ、強制的にまぶたを閉じることで入眠が早くなりました。重さがあればいいので最近は温めずに使っています。
アイマスク型だとダメな理由は、あれ本当に目に乗せるだけなので寝返りとかちょっと動くと秒で落ちてしまいます。睡眠用ではなく小休憩用。
どこでもベルトは左右に長ーいので寝返りしても目にかかったまま、しかも余った左右の布を顔の下に置くだけでゆる固定されるので市販アイマスクを使ったけど耳にかけるの嫌すぎだった!!という人もストレスフリーかと思います。めっちゃおすすめ。
・遮光カーテンで部屋を真っ暗に保つ
「別にカーテンはある程度光を遮ればいいのでは」と思っていたのですが、睡眠データをみると日の出と同時に目覚めてしまっていることがわかりました。そこで1級遮光のカーテンに変えたところ覚醒せず眠ることができました。
今の家は静かなので音は問題ないのですが、街中に住んでいた時は騒音でもかなり起きてしまっていたことがあったので、家の周りがうるさいという方は下記の耳栓も必須になってくるかと思います。いろいろ試して、合うサイズがわかったらまとめ買いしてください。
・午後以降のカフェイン断ち
昔は夕方以降のカフェインは避けていたものの、仕事中は何も気にせずカフェイン飲料を摂取していました。が、昼12時以降にコーヒーその他をやめたところかなり眠れるようになりました。
私の父、母も頭痛や睡眠不足に悩まされている時期があったのですが、午後カフェインをやめたらすっかり治ったとのことです。我々一族の体質かもしれませんが、過剰に飲んでいる方は朝だけにするなど調整してみてください。あと気をつけて欲しいのですがコーラ、お茶、紅茶にも基本カフェインが入っています!表示をよく見て避けてください。おすすめは麦茶とルイボスティー。私はルイボスティーの粉末を溶かして仕事中によく飲んでいました。
・寝室にナイトライトを置かずスマホや読書、ゲームを最小限に
昔はよく寝る前ベッドで読書やゲームをしていたのですが辞めて、スマホも最小限にすると入眠が早くなりました。本当は完全スマホ断ちができればいいのですが、全然出来ない…。その代わりに読書用に置いていたナイトライトを捨てて、寝室に入った瞬間真っ暗!という状態にしておいたら「暗い場所でスマホばかり見ると目に悪い」という罪悪感が生まれ、寝る前のスマホ利用を最小限にすることができました。
★必須ではないけど行うと効果が見られたもの
・寝る1〜2時間前の風呂
必須にするか迷ったレベルですが、寝る前にお風呂に入る習慣をつけると寝れるというのは本当です。が、入らなくてもスヤァと寝れる日はありました。これから改善していくんだ!という方はぜひ2時間前にお風呂に浸かってください。
・認知シャッフル睡眠法
恥ずかしながら(?)ひろゆきさんの動画で知ったのですが、睡眠前にしりとり的単純思考を行うことで、考えすぎなどを抑えて脳に入眠を促す方法です。
詳しくは記事に載っていますが「いぬ」など最初に単語をきめたら、「い」から始まる言葉をひたすら考える→「い」が尽きたら「ぬ」からはじまる言葉をひたすら考える→それも尽きたら単語を「ねこ」など他のものに変え、繰り返す…というものです。
毎日効く!という感じではないですが、特に初期はかなり効果がありました。今はそんなことしなくても寝れる体質になってきています。
・寝る前のストレッチ
ピークで寝れない時はお風呂後ストレッチを行うと体がほぐれて、入眠が早くなったように感じました。最近は育児中なので、ストレッチではなくフォームローラーで筋膜リリースをしています。こちらも必須ではないですが、いずれかを行うととても体が軽くなり緊張が取れます。
おまけ:試したけど効果よくわからなかったものたち
・整体(マッサージ)
→ 2時間ぐらいは疲れがとれましたが継続せず、コストが高くて辞めました。
・GABAなどの睡眠サプリ
→ 深く寝れた気が…したのですが、辞めた翌日も寝れたのでよくわからず。
・ドリエルなど市販睡眠薬
→ 薬なので寝れはしますが、翌日に響きまくりで断念。本当に寝れない時は内科などでマイスリーなどキレのよいものをもらったほうがいいと思います。私は産後一週間マイスリーで寝ていました。
・足湯セット
→ お湯を張るのがめんどくさくて挫折
・中山式快癒器
→ ファンが多いマッサージ器ですが、私には難しかった。フォームローラーの方が好き
・そばがらの枕 / じぶんまくら
→ そばがら→かたい。じぶんまくら(四万!!)→へたりが早い&メンテナンスがだるい…結局IKEAのミョルククロッカという枕に私は落ち着きました。
と、3年ぐらい上記のように試行錯誤しまして、7時間睡眠を手に入れたのでぜひ気になったものからお試しください。
年齢関係なく何かをはじめたくなる本「ヤクザときどきピアノ」
何回も読んでいる大好きな本がありまして、「ヤクザときどきピアノ」という本なのですが
普段はヤクザに取材して抗争の記事とか書いてるライターさん(52歳)が「ABBAをピアノで弾きてえ!!!!!」と突然思い(本当に突然)ピアノ教室にゼロから通う体験記です。
いい年齢の大人が「ピアノって押すとこんな綺麗な音がするんだ、、!!」など感動していく様子がかかれているのですが、いかんせん本業がヤクザ担当の方なので時折「今日はせっかくのレッスンの日なのに抗争があって練習できなかった!!!」と微笑ましい練習の様子とバキバキの非日常が混ざる感じが本当に面白いです。
すこし難しいピアノ知識をヤクザ用語で例えて解説したりもするのですが、たとえの用語もわからなくて笑います。1ページ内の語彙の振り幅が尋常じゃない。
読んだ後は「何歳からでもやりたいことは全部やっておいた方がいい!!ぞ!!!!」と肩を強めに掴まれて説得された気持ちになります。いうて結構あるじゃないですか、こういうアドバイス。見たときは「はい!!」と思うけどすぐ忘れるやつ。でもこれは忘れようがないほど体重の乗った体験記でした。パンチがとても重いのです。
本の最後にはURLが貼られており、ピアノ発表会の動画でご本人の演奏が見れるのですが、まじ謎すぎる感動で涙しわけがわからなくなりました。
そうして私も、小さい頃からやってみたかった習い事をいくつか始めました。すると人生めちゃくちゃ楽しくなったのでとても感謝している本です。
料理下手な人の気持ちをフル言語化「池田暁子の必要十分料理」がすごい
私は料理が苦手です。一応レシピを見れば完成はするのですが、絶妙においしくなかったり、何故かシャバシャバになったり……。
「料理が出来る」という実感を持てたことが一度もありません。
料理上手な友人や家族を見ては、どうしてこんなに差があるのか不思議で仕方ない日々を送ってきましたが、そのモヤモヤをすべて言語化してくれる本に出会いました。
池田暁子さんの「必要十分料理」という本です。
料理が苦手な池田さんが「なぜ自分は料理ができないのか」を考えていくコミックエッセイで、サンプルページをパラっと読むだけでも
「献立の組み方もわからない」「余った食材をどうしたらいいかわからない」…など、料理できない人が「わかる!!!!!」と大声を出す描写が描かれます。
さらに
「レシピ本を見て一度作っても、さっぱり思い出せない」など、共感はもちろん、料理下手な人特有の生々しい悩みが続くのです。わかりすぎて本当に声が出ました。
読み進めると、料理下手を自覚した池田さんが、料理上手な友人宅に学びにいく様子が描かれます。
友人のシンプルな作業風景を見て「私でもできそう」と料理のレシピを教えてもらった池田さん。
家に帰り、同じレシピで料理を作ってみたところ……「美味しくない」と絶望することになります。わかる。わかりすぎる。こんなにわかるを連発した本が今まであったでしょうか。
ここまでは本のまだまだ序盤で、この後池田さんは「私と料理上手な人で異なる点」を徹底的に洗い出し問題点を探ります。このターンの言語化も凄まじく、読んでいる私自身、何故料理ができないのか?という理由が池田さんの深掘りと一緒に明確になっていきます。
そして「料理上手との間にはどうしても埋められない溝がある」と到達した池田さん。とはいえ料理はしなければいけない…ならば「まずくない料理」=「必要十分料理」を毎日作ろう、とハードルを下げる決断をするのです。ここから「必要十分料理」を研究する日々が始まります。
前半は料理下手として共感しながら読んでいましたが、この後半の研究&解決ターンは本当に圧巻です。「もはや料理上手なのでは」というほど自身の料理下手を異常とも言える執拗な試行錯誤で解決していきます。(褒めています)
読み終わった後は、実用的で真似してみようと思ったのはもちろん「料理が全然できないという話を世の中に向かってしていいんだ!」という救われた気持ちにもなりました。また、暮らしに本気で向き合うとこんなにすごい結果になるんだと驚きが満載です。
料理が出来ない友人に見せたところ、ページをめくるたびに「わかるーーーーーーーーーーー」と大声を出して笑いながら読んでいました。ぜひ料理ができず、ずっとモヤモヤしている人は読んでみてください。
ちなみに、料理ができる友人にも読ませたところ「お前たちこんなに基礎から説明しないとわからないのか」と驚いていました。料理下手への理解が相当深まったようです。真逆の属性で読み合いするのも面白そうです。